そこまでこだわるときっと何も買えないよ

今日、お店での問い合わせを受けた話です


お客様(以下　客）　「お米のことを聞きたいのですが」

客「これ、○○産コシヒカリってなっていますが
原料って混ざっていますよね？」

私「と、いいますと？」

客「いろいろな人が生産した「○○産コシヒカリ」の可能性があるわよね？ってことです」

私「ああ、そういう可能性はあると思います」

客「だから、１０ｋｇ入りの玄米が欲しいのですが」

私｢大変失礼だと思いますが
玄米の１０ｋｇだから、と思われても
必ずしも、他の人の分が入っていないと思われる可能性は
ちょっと難しいかもしれません

というのも

玄米である場合、３０ｋｇが(半俵）１つの単位なので
農家さんで出荷される場合は３０ｋｇの玄米になりますが
それを単純に３等分していての１０ｋｇになっているかどうかというと
お米メーカーさん自体が
どうやって１０ｋｇを計量しているかがわからないから
かなり可能性としては難しいかもしれません。

でしたら、ＪＡのシールなどがついている
３０ｋｇの玄米をお買い求めのほうが
そういったほかのお米が混ざっているかいないかという意味では
混ざる可能性が限りなく低くなると思いますので

３０ｋｇの玄米をお求めになるほうがよろしいかと思います」


と・・・


このお客さんの考え方そのものは
間違っていないと思います

確かに、同じお米でも
取れた地域がちょっと違うだけでも
実は結構味って変わるらしいんですよ

(あまりそこまで味自体は私も良くはわかりませんけど（;￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･）





↑　このお米は、あまりご存じないかもしれませんが

私の住む千葉県では
地元特産の献上米ということで
生産量もあまり多くない、地域密着型のお米で

千葉県
多古産　コシヒカリ　というものです

千葉県の多古町というところで生産されています

まあ、わかりやすくいうと
新潟県　魚沼産　コシヒカリ　というような
地名でのブランド力があるという品種ですが

このお米でも当然、多古町というところだけではなくて
多少近隣で取れたお米でも
多古米、となれば高額になるという部分も合って
実際は、多古町以外で取れたものも入っているようです

そして、この多古米は

山側、海側で取れたお米でもかなり味が違うらしいのです

話によると海側で取れた多古米のほうがおいしい、ということです

ただ、スーパーだと当然ですが
量販店ですから
例えば
多古町の○○さんが作ったお米

っていう風にでることがないわけですから
さまざまな多古米が集まって
精米して
袋詰めをするでしょうから

もしかしたら多少違う(普通のコシヒカリとか）ものが
精米過程で残っていてブレンドされてしまうこともあるでしょうし

当然、そうなれば
山側生産のもの、海側生産のもの
っていうのも関係なく精米されて混ざってしまうこともないとはいえないですからね。


でも、スーパーで買うのであれば
そこまでこだわりすぎると
何も買えないのでは・・？って思ってしまいます。

安全で、混ざっていないものを欲しいのならば
お米なら農協などにいって３０ｋｇの玄米を購入する

というくらいにしないと難しいのでは・・・？

と、感じた出来事でした。

昼食、というと焼きそば

夏休みシーズンが近づくと
日配食品（デイリー）では

昼食メニューを訴求します

暑いから、というのもありますが

やっぱり昼食というと｢焼きそば」

最近は、この不景気の影響もあり
自宅で食事をすることも多くなったようで
焼きそばの販売数がかなり上がっており
例年の1・5倍くらいの消費だそうで

製造するメーカーさんも増産傾向にあるようです


まあ、焼きそばの３食入って高くても２００円、
安いＰＢ商品なら１００円くらいです。

キャベツやお肉(もしくはウインナーなど）を入れても
１食１００円くらいです。

カップめんでも１００円はするかもしれませんが
特に夏場になると
熱いカップラーメンとかは
やっぱり食べにくい部分は多いですからね＾＾；

これにおにぎりでも作って食べれば
十分満足できる昼食になるかと思いますし＾＾

おにぎりの具はやっぱりこれ↓
なんと２ｋｇで３９８０円だって！
買っちゃおうかな・・