スーパーマーケットのパートの独り言
スーパーマーケットに勤めるパートタイマーの独り言・・ ショッピング を賢く楽しめるきっかけになれば+.(○´∀`ノノ イイナ
担当区分の関係で
一番忙しいシーズンでしたので
やっぱり更新できませんでした(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
さて、ようやくクリスマスも終わり
おせちと、年越しそばの売り込みです♪
スーパーでも一番のかきいれ時なので
一番力の入る時期でもあります
手作りをする人は
すでに材料を購入されていると思いますが
そういうのを手間と思ったり
作り方がわからない
時間がかけられない
(おせちを作るのは、まじめにやるとかなり時間がかかるので)
いわゆるつめるだけ、という形になるなら
これからが購入のシーズンにもなりますからねw
本来のおせちをつめるものの意味だったり
お重の意味だったり
今はあまり興味がないから、と思う人もいると思います^^;
おせちをそもそも作るようになった意味というのは
昔は
主婦は、年中無休の仕事。
正月の間くらいは
楽をさせる(楽をする)意味合いもあり
日持ちのするものを
つついて食べる、という話を聞いたことがあります
まあ、一般的に販売されている出来合いのものは
手作りのものと違って温度管理もしていますが
そんなに長く持つものはないので
実際はあまり意味がないことかもしれません。
また、元日から食料の調達も出来ますし
作らなくてもお惣菜なども売っていますので
そういった意味合いは、廃れつつあるといえるでしょうね
なので
おせちの食べ物は、味が濃かったり
生ものが少ないというか、ないのが現実です
=====================
おせちにつめる食材の意味
=================
本来は意味があってお重に詰めるのですが
今は、好き嫌いもあって
あまり
全部をそろえてつめる
ってことはないかもしれません
ま、セットで出来合いで出来ているものは
ある程度入っているとは思いますが
代表的な、おせちにつめるものとその意味について
黒豆
マメマメしく働けるように、という意味があります
黒豆でないといけないというのは、聞いていないのですが
1年間マメに、丈夫に働けますようにと願って食べます
かまぼこ
日の出の表れ
半月型のかまぼこには
日の出や、門出をモチーフにしているそうです
また、紅色は目出度さや、慶びをあらわし
白色は、神聖さをあらわしているそうです
栗きんとん
カチグリ、という言葉から
栗は縁起物として
また、黄金色をしていることから
金の団子(漢字で書くと栗金団なので)となり
金運のアップを願われています
数の子(たらこなども含む)
子孫繁栄
一度にたくさんの卵となっている数の子は
子孫繁栄を願っている気持ちの現れです
近年はたらこや明太子などになっていることもあります
伊達巻
おしゃれな、という意味合いの「伊達」の意味を含めているので
おしゃれな、とか、派手な、とかいう意味を持っています
また、巻物に似ていることから
文化の発展を願っているという話もあります
昆布巻き
よろこぶ、のしゃれたもので
よろこんぶ=昆布になっています
田作り
コイワシを昔、水田などの肥料にしていたことがあり
五穀豊穣や、豊作を願っているものです
紅白なます
紅白の水引に似せて作ることで
幸を願っているものです
チョロギ 長呂儀とあてます
こちらは、字を当てているのでわかりやすいですが
長寿を願っています
煮しめの材料
レンコン=先を見通せるように
サトイモ=親芋から、子供や孫の芋が出来るさまから子孫繁栄など
その他の根菜=うん(運)がつくように(多分土のことかと思います)
鶏肉=福を取り込むように
鏡餅の橙(だいだい)
名前がだいだいなので
家が代々続くように、という意味があります
これに似て、お米の稲穂にも、子孫繁栄などの意味があったりします
=================
さまざまな諸説がありますがこれは一例です
さまざまないわれがありますので一概にこの通りではありません
=============
おせちのお重の意味
============
お重にもその段ごとに意味があるといわれています
【壱の重】
最上段の重には、
「祝い肴(さかな)」「口取り」を盛り合わせる、といいます
「祝い肴(さかな)」にはおせち料理の中でも
特に縁起のいい黒豆、数の子、田作りなどを、
「口取り」には甘味のある伊達巻、栗きんとん、かまぼこ、昆布巻きなど
お祝いや、縁起の良い、というもので
比較的に華やかにつめるのが多いようです
【弐の重】
「口代わり」といわれ、
さっぱりとした野菜や魚介の酢の物を詰めるのが正式なたちとなります
チョロギや、紅白なます、千枚漬けなどの漬物関連が多いですね
焼き物は、時代を経て盛り合わせるようになり、
海老(焼いたものや、鬼がら焼きを含め)、ぶり、鯛、などを焼いたものを詰めます。
【参の重】
「煮物」がメインのお重。
野菜の煮しめ、タケノコの含め煮などの煮物を盛ります
壱の重や弐の重に比べると、
願いや望み的な意味合いよりも
この冬の時期の旬の野菜を食べる、という意味合いが強く
比較的に見た目もシンプルになるようです
============
おせちには基本的に
幸せになれますように
といった願いや
家が続く、子孫が繁栄するなどの
ひたすら
語呂合わせや、形、色、名前での
願いを込めているものが多いことがわかります
一つ一つには意味があり
長きにわたって
伝わってきた
お正月というのは
いわゆる節句(ひな祭りや、こどもの日などと同じ)なんです。
節句とは節目の願いが
多くこめられることがイメージの中にあります
日本人は
宗教の自由があるのに
不思議と普段はそんなに宗教に興味がなくても
クリスマスや、お正月というと
つい、初詣にいったりしますよね
しかし、最近はこういった節目にも
さまざまなことがあっても
子孫、つまり子供などに
伝わっていないことも多いようで
たとえば
冬至にかぼちゃを食べて、ゆず湯に入ると風邪を引かない
なんてことを知らないっていう子供も
多いんだそうです
やらなきゃいけないことではありません。
だけど、そのうち、廃れてしまうのかな
意味が一応あってこういうものがあるんだよということくらいは
伝えられる親でありたいと
自分は望んでいますけどね~^^;