スーパーの店員は誰でもできるのか？

スーパーの店員になるのは
確かに誰でもなれるので
特別な資格などが
（例えば販売士）
｢通信教育でも販売士の資格は取れます）



なくても、なれます、間違いなく・・・


しかし、なぜ、販売士といった資格があるのか、

本当に誰でもなれるのか
という意味合いで言うと


誰でもが、いわゆるプロの販売士になれるわけではありません

私も社員でそこそこ経験しているからある程度の仕事はできます


例えば発注も



こういったハンディーターミナル（H/T)や
GOT　POTといった
スキャナーなどのついた発注をする機械を使って
数字を入れれば
入荷はしますし

売り場に並べればそれなりに売ることは出来るんです


しかし、それなりのプロ、という形になると
ただそれだけではだめなんですよね


曜日、天候、地域のイベントなどによっても
集客力が違いますし
広告の内容、季節祭事などにもよるわけです

一般の人は土日が休みなので
やっぱり土日に買い物に来ることが多いです

土日に何を買うのか？

例えば週末くらいはご飯の支度をしたくないから
お弁当を買うのか？
週末くらいはご馳走を作りたいから
ちょっといいお肉や魚なのか？
週末くらいは、お父さんがいるので
重たいお米やビール、水などを買うのか？

雨が降る、振りそうだったら
振る前に買い物に来るか、雨が降ったら買い物をしないのか？

といったことから

気温が20度を超えたから
このあたりのものが動く

気温が25度を超えたから
このあたりのものが動く

(この場合の動くは、売れるという意味）


例えばデイリー（日配食品）では

基本的に25度を境に
売れるものが変わります

25度を超えると
豆腐でも冷奴など
アイスクリームよりは氷菓（カキ氷など）

冷たい飲料だったり、ヨーグルトよりはゼリー
といった具合です

これは実際の気温よりも
｢体感温度」のほうが

お客さんの
｢これが食べたいな」

という感覚でのお買い物なので
天気予報というのはかなり重要になったりします


あまり暑いのに
暑いうどんやそば、ラーメンなら

冷やし中華や、ざるそば、そうめんなどになってしまう

こういったことは
やっぱり知識だけではなく
経験があったほうが良い、という話でした